【2022-23年版】福岡県勢総まとめ!年末年始の主要駅伝に出場する選手をご紹介


いよいよ2022年ものこりわずか!

今回は、年末年始に開催される主要な駅伝の概要と、エントリーされている福岡県にゆかりのある選手、チームをまとめてご紹介します!

尚、膨大な情報を少人数でまとめましたので、漏れ、ミスなどあるかもしれません。
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大会のまとめ

さて、この記事では以下の4つの大会についてご紹介します。

全国高校駅伝
富士山女子駅伝
ニューイヤー駅伝
箱根駅伝

まずは各大会の日時など基本情報から確認して行きましょう!

全国高校駅伝

愛称は都大路、各都道府県の予選会を優勝した47の代表校が出場できる。男子は7区間 42.195km、女子は5区間 21.0975kmで行われる。

昨年は男子 世羅高校(広島)、女子 仙台育英高校(宮城)が優勝。

県勢では男子 自由ヶ丘が20位、女子 北九州市立が9位に入った。

正式名称
男子第73回 全国高等学校駅伝競走大会
女子第34回 全国高等学校駅伝競走大会

日時
令和4年12月25日(日)
女子:10時20分出発
男子:12時30分出発
(雨天決行)

コース
たけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場場)発着

中継など
NHKでテレビ、ラジオ中継
女子/総合テレビ 10:05~11:54
ラジオ第一 10:05~11:55
男子/総合テレビ 12:15~14:5
ラジオ第一 12:15~15:00

富士山女子駅伝

「男子は箱根、女子は富士山」をキャッチコピーとして、選ばれし大学女子アスリートが富士山麓で日本一を目指して競う。

今年10月に宮城県で行われた「全日本大学女子駅伝対校選手権大会」の上位12校と、申請記録による選抜、学連選抜を加えた24チームによって行われる。
7区間 43.4kmで行われ大きな高低差(174m)が特徴。

昨年は名城大学が優勝し4連覇を達成。県勢では福岡大学が出場、20位となった。

正式名称
2022 全日本大学女子選抜駅伝競走

日時
2022年12月30日(金)
10時00分スタート

コース
スタート 富士山本宮浅間大社前
フィニッシュ 富士総合運動公園陸上競技場

中継など
フジテレビ系列で9時50分からテレビ中継
一部地域で事前番組あり
→これは福岡では見られない模様…

ニューイヤ駅伝

2023年最初の「日本一」を決める大会。
各地区の予選会を勝ち上がった37のチームが参加する実業団駅伝の全国大会。

7区間 100.0kmで行われる。

前回大会はHONDAが優勝。県勢では黒崎播磨が6位、トヨタ自動車九州が8位、九電工が27位、西鉄が35位となった。

正式名称
第67回 全日本実業団対抗駅伝競走大会

日時
2023年1月1日(日・祝)
9時15分スタート

コース
群馬県庁 発着

中継など
TBS系列で8時30分からテレビ中継

箱根駅伝

来年1月の大会で99回を数える、日本で一番の知名度を誇る駅伝大会。

前回大会の上位10校に予選会を勝ち上がった10校、学連選抜の全21チームが参加する関東地区の学生駅伝。10区間 217.1kmで行われる。

前回大会は青山学院大学が往路、復路、総合優勝。

正式名称
第 99 回東京箱根間往復大学駅伝競走

日時
[往路] 2023年1月2日(月) 8時00分スタート
[復路] 2023年1月3日(火) 8時00分スタート

コース
[往路] 大手町 読売新聞社前 ~ 箱根町 芦ノ湖駐車場入口
[復路] 箱根町 芦ノ湖駐車場入口 ~ 大手町 読売新聞社前



中継など
[テレビ] 両日とも日本テレビ系列で7時50分から中継
→関連番組多数 詳しくはこちら
[ラジオ] 両日ともKBCラジオ(文化放送)で7時30分から中継(多分)
→事前番組をポッドキャストで配信中

見どころ
県関係者まとめ

それでは、各大会の見どころと福岡にゆかりのあるチーム、選手についてご紹介します。
大会観戦にお役立てください!

全国高校駅伝

福岡県代表

男子:福岡第一高校
女子:筑紫女学園

男子は佐久長聖倉敷が優勝候補。
佐久長聖は5000m高校記録保持者の吉岡大翔選手を中心に2017年以来の優勝を目指す。
倉敷は留学生に加えて県大会1区区間新の南坂選手、2年生ながら中国大会1区区間賞の桑田選手など層が厚い。

女子は2年連続準優勝の神村学園が悲願の優勝なるか。筑紫女学園は3年ぶりの出場。前回出場時以来の入賞に期待がかかる。

福岡からは、男女とも10月の県予選を接戦で制した2校が出場します!

男子は福岡市南区にある「福岡第一高校」が初出場。
県予選では3区で好走し、今月上旬には5000mで14:15.61の好記録をマークしている舩津類生選手や、県予選で1区を任された主将の福嶋留魁選手、11月の都道府県対抗選考会で1年生ながら1着に入った辻誉選手を中心に、九重で行われた九州選抜駅伝を優勝、10月9日に行われた日本海駅伝では全国の強豪校と互角に競り合い7位に入るなど、大舞台でも結果を残しています。
初の都大路でも勝負強さを見せて欲しいですね!

女子は福岡市中央区にある「筑紫女学園高校」が3年ぶり27回目の出場。
U20日本選手権3000mで優勝した松本明莉選手や、県予選では2区で優勝を手繰り寄せる力走を見せた北野寧々選手、同じく県予選で3年ぶりのゴールテープを切った福山光選手を中心に、インターハイなどの大舞台を経験した選手が揃っています。昨年、一昨年と都大路に出場できなかった悔しさをバネに好走を期待したいところです!

NHK 全国高校駅伝 チーム紹介ページ
毎日新聞 全国高校駅伝 福岡ニュース

筑紫女学園がライバル対決制し3年ぶりV 男子は福岡第一が中盤の逆転劇で初の都大路/福岡県高校駅伝 [月陸online]
日本一のバスケ部に負けない 都大路に福岡第一が初登場、「全員駅伝」で旋風起こす [西日本スポーツ]
都大路に名門・筑紫女学園が帰ってくる 20歳以下3000メートル王者の主将が狙う1区区間賞 [西日本スポーツ]
どん底からの“都大路”初出場 福岡第一高校「駅伝部」~15年前は部員ゼロ [RKB毎日放送]
3年ぶりの「都大路」へ意気込む筑紫女学園高 福岡県勢は3年連続でひとケタ入賞 期待高まる [RKB毎日放送]

富士山女子駅伝

県内からの出場校・選手


福岡大学
黒石 瑠香 板平 遥香 山口 遥 戸倉 瑛菜 末永 恋菜 德留 舞
原 あかり 宮原 なな佳 西園 萌花 坂元 葵衣 赤星 綺希 明日山 理子

全日本大学選抜
吉良 瑞希(九州大学)



県内の高校出身のエントリー選手


名城大学 柳樂 あずみ (筑紫女学園)

立命館大学 柳井 綾音 (北九州市立)

大阪学院大学 中山 優奈 (東海大福岡) 永長 里緒 (筑紫女学園)

大東文化大学 野末 侑花 (北九州市立) 山田 春佳 (自由ヶ丘)

拓殖大学 池主 茉弥 (自由ヶ丘)

日本体育大学 嶋田 桃子 (九国大附属)

大阪芸術大学 日吉 鈴菜 中尾 伽音 (北九州市立)

東京農業大学 西山 英莉 (筑紫女学園) 吉野 祥子 (明善)

今大会4連覇中の名城大学が今年も優勝候補筆頭。
10000m学生歴代2位の記録を持つ小林 成美選手、日本インカレ5000mチャンピオン山本 有真選手など強力な4年生に加え、昨年この大会で1区区間賞を獲得した谷本 七星選手、世代No.1ランナーの呼び声高い米澤 奈々香選手など、充実の戦力で5連覇に期待がかかる。

昨年、エース区間の5区(10.5km)で区間記録を1分54秒も更新する激走を見せた不破 聖衣来選手(拓殖)の走りにも注目。今年は故障に悩まされただけに、快心の走りに期待したい。

ニューイヤ駅伝

県内からの出場チーム

黒崎播磨
坪内 淳一 吉元 真司 細谷 恭平 土井 大輔 田村 友佑 長倉 奨美 小田部 真也 中村 優吾 中村 駿吾 田村 友伸 中島 阿廉 シトニックキプロノ

トヨタ自動車九州
大津 顕杜 坂本 大志 今井 篤弥 藤曲 寛人 改木 悠真 大城 義己 右田 綺羅 山口 賢助 牧瀬 圭斗 横田 玖磨 河野 琉威 アントニー マイナ

安川電機
北島 寿典 古賀 淳紫 加藤 風磨 大畑 和真 山口 晟弥 山瀬 大成 江口 大雅 岡田 浩平 鈴木 雄太 新郷 幸聖 ワルデ ツファ 合田 椋

九電工
舟津 彰馬 赤﨑 暁 窪田 忍 中村 信一郎 大塚 祥平 安田 共貴 伊東 颯汰 原富 慶季 ベナード コエチ 住吉 秀昭 東 遊馬 堀尾 謙介

西鉄
久保 和馬 甲斐 翔太 大保 海士 東 森拓 古賀 裕樹 和田 照也 河東 寛大 山口 武 津田 将希 吉冨 裕太 ニクソン レシア

※ 下線は県内の中学、高校出身選手

県内の中学・高校出身選手

Honda
森 凪也 (筑邦西-福岡大大濠)

黒崎播磨
土井 大輔 (志徳-九国大附属)
小田部 真也 (那珂-東海大福岡)
中島 阿廉 (久留米城南中)

マツダ
原田 宗広 (大牟田高)

コニカミノルタ
大山 憲明 (大牟田高)
米満 怜 (宇美-大牟田)

安川電機
山口 晟弥 (北九州槻田-大牟田)
新郷 幸聖 (石峯中)

九電工
舟津 彰馬 (野間-福岡大大濠)
安田 共貴 (和白-大牟田)
原富 慶季 (久留米明星-福岡大大濠)

戸上電機製作所
岩室 天輝 (那珂川北-大牟田)

西鉄
久保 和馬 (福岡城南中)
甲斐 翔太 (大牟田高)
大保 海士 (新宮-東海大福岡)
古賀 裕樹 (姪浜-大牟田)
和田 照也 (三国中)
山口 武 (柳川高)
津田 将希 (姪浜-福岡大大濠)
吉冨 裕太 (大牟田高)

※ 県内での経歴のみ記載

優勝候補は富士通旭化成?選手層の厚い2チームか。富士通は優勝経験のある中村 匠吾選手、鈴木 健吾選手が、旭化成は10000m日本記録保持者の相澤 晃選手がエントリーから外れたがそれでも層は厚い。

九州予選で旭化成を破り優勝したのが地元福岡の黒崎播磨。今年、3,4区で一気にごほう抜きを果たした田村 友佑選手、細谷 恭平選手が健在。トップ3、優勝争いに絡んでくるか?!

久々のニューイヤー駅伝となるGMOイオンターネットグループの大迫 傑選手にも注目。

箱根駅伝

県内の中学・高校・大学出身選手

青山学院大学
太田 蒼生 (篠栗北-大牟田)
荒巻 朋熙 (大牟田田隈-大牟田)

順天堂大学
神谷青輝 (曽根-大牟田)

東洋大学
西村 真周 (菅生-自由ヶ丘)
石田 洸介 (浅川中)

國學院大学
山本 歩夢 (新津-自由ヶ丘)

帝京大学
尾崎 仁哉 (春日野-東海大福岡)
柴戸 遼太 (那珂中)

大東文化大学
西川 千青 (枝光台-九国大附属)

明治大学
杉 彩文海 (吉井中)

城西大学
桜井 優我 (原中央-福岡第一)

早稲田大学
間瀬田 純平 (春日中)

日本体育大学
吉冨 純也 (大牟田田隈-大牟田)

立教大学
林 虎大朗 (下山門-大牟田)
馬場 賢人 (長丘-大牟田)

山梨学院大学
徳田 秋斗 (前原東-福岡第一)

専修大学
髙瀨 桂 (学業院中)
千代島 宗汰 (筑邦西中)

国士舘大学
渡辺 大喜 (夜須中)

関東学生連合
古川 大晃 (九州大院)
吉岡 竜希 (三輪-純真)
波多江 隆人 (前原東-福岡第一)

※ 県内での経歴のみ記載

出雲、全日本を優勝した駒澤大学が優勝候補筆頭。大エースの田澤 廉選手は世界陸上10000mにも出場し、全日本では7区で圧巻の走りを見せた。スーパールーキー佐藤 圭汰選手、ハーフマラソンの日本人学生記録を持つ山野 力選手など戦力が充実、隙のない駅伝を見せられるか。駒澤の独走を阻みたい前回王者、青山学院大学はエース近藤 幸太郎選手を筆頭に層の厚さは駒澤大学に引け劣らない。前回大会のように前半区間で波に乗ることができれば、駒沢一強の構図を崩せるだろう。

福岡にゆかりのある選手の活躍にも注目!
國學院大学の山本 歩夢選手や東洋大学の石田 洸介選手など、チームの主力選手として主要区間を走る可能性のある選手が多数エントリー、関東学生連合には福岡にゆかりのある選手が3名エントリー、こちらも目が離せない。

まとめ

さて、すっっっっごい情報量でしたが…
参考になったでしょうか?

毎年なんとなーく駅伝を見ていたという方は

「へー!あそこの出身なんや!」

と、新たな発見があったのではないでしょうか?

大会を観戦する際はぜひこの記事を片手に応援したいただければと思います。

がんばれ福岡!全力で応援しています!

追記(22/12/28)

富士山女子駅伝の「県内の高校出身のエントリー選手」のコーナーにて、筑紫女学園高校 様の校名を 筑紫女学「院」と誤って記載しておりました。関係者の皆様大変申し訳ありませんでした。
また、Twitterにてご指摘いただきました方に感謝申し上げます。


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最後までご覧いただきありがどうございました。


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