【マキレポ】過酷!絶景!「国境マラソンin対馬」本気レポ

こんにちは!マキシです!

毎月20日はあすき&マキシが月替わりで登場!
2人とも現役の社会人ランナーということで、
私たちならではの目線からいろんな情報をお届けしたいと思います!

今月は私、マキシがお届けします。


さてさて、
みなさんは最近『遠征』しましたか?

ここ数年は世界中に蔓延している新型なんちゃらかんちゃら(名前も言いたくない 笑)の影響で
そもそも大会が中止になる、県外選手の受け入れストップなど…

一時期に比べるとマシになったものの、以前のようには行かないのが現実化と思います。

そこで今回は!

【マキレポ】お隣の国は目の前!「国境マラソンin対馬」本気レポート

先日、長崎県は対馬市で行われました「国境マラソンin対馬」に出場してきました!
大会名に「国境」とつくくらいなので、お隣韓国とは約50km!近い!
天気がいい時は遠くにうっすら韓国が見えることも…

そんな日本の端っこで行われた大会のリアルをお届けします。

そして、普段はトラックレースをメインに走っている私の目線から、
この大会のオススメポイント、注意ポイントをお届けしたいと思います!

大会の概要

「国境マラソンin対馬」は今回で26回目!
今年は10kmとハーフマラソンが行われました。

島の殆どが山地という、島の特徴をこれでもか!と詰め込んだ、両種目とも過酷なコースです!

そして、離島なので交通の便が正直よろしくありませんが…
毎年博多港から臨時の高速船が出ていたり、島内各地から無料のシャトルバスが準備されていました!

ちなみに、博多からの高速船は新造船「クイーンビートル」だったそうです!

船内に免税店やキヨスクもあるとのこと!
乗ってみたいなぁ

大会エントリーから前日まで

大会へのエントリーはランネットまたは専用振込用紙からできます。
私は今回ランネットから申込しました!

そして、今回は大会前に抗原検査 or PCR検査のキットによる検査がありました。
といっても、大会側より検査キットが郵送されてきて、検体を郵送するというもの。

追加の負担はありませんでした!
(検査キットはちょっと難しかったな…)

結果は大会前日にメールできました、このような陰性照明もダウンロードできます!
PCR検査って、なんか緊張しますよね…

ここ数年は「体調チェックシート」の提出や検査が必要な大会が多いと思います。
面倒だったり、いろんなお考えもあると思いますが、離島での大会となると
現地の医療機関にご迷惑かけるわけにはいかない!と私は思うので、
大会側にご負担いただいて検査、安心でGOODでした!

もちろん、体調も問題なし!無事出発です!

いよいよ対馬へ!

国境マラソンが行われる比田勝に直接向かうとなると、

① 夜中発、早朝着のフェリー
② 大会の為に臨時運行される大型高速船「クイーンビートル」
この2択。

①だと試合前日にちゃんと寝れない、船酔いでそれどころじゃなくなる説が濃厚。
そして、②だと会場到着がまーまーギリギリでアップ時間少なくなる。

ということで、前日に島南部の厳原に向かい1泊、
当日早朝のシャトルバスで会場入り、というプランで行きました!

これ、観光もできておすすめです。

福岡より厳原へ渡るルートは大きく分けて3つあります。

①福岡空港より空路

約30分 1日5往復 片道13000円ほど

②博多港よりジェットフォイル

約2時間 1日2往復 片道8300円

③博多港よりフェリー

約5時間 1日2往復 片道4820~6700円


便数、料金はいずれも2022年6月時点のものです。

②③の海路には、大会参加者向けの割引があります!

そして私は、コストとかコストとかコストを考慮し、③を選択しました。

大会2日前の深夜0:05にベイサイドプレイスを出港し、翌朝5時前に到着です。


乗船される方はそれほど多くありませんでしたが、見るからにランナー!って方もちらほら…

金曜日の夜行フェリーとあって、スーツ姿の方もちらほら。
島民の方にとってはフェリーはとても大事なライフラインなんだと感じますね。

さて、乗船です!

フェリー内の詳しい様子はこちらのブログをご覧ください!

https://chihirog.com/ferry-chikushi/


ちなみにこの日、飛行機が結構になるほどの強風。
当然、海上は波2.5mのシケ模様。
結構揺れました…


自然あふれる対馬を観光


言うまでもないかもしれませんが、
島内には電車もねぇ、バスすくねぇ状態です!

なので、島を巡るにはレンタカーをお勧めします。
厳原だけでも5社ほどあるようです。

まずは、玄界灘を一望できる漁火公園へ!

漁火公園
〒817-0016 長崎県対馬市厳原町東里223

https://www.tsushima-net.org/tourism-history/isaribi-park/



水平線が綺麗に見える上、足湯もあります、最高。

ランチはこちらにお邪魔しました!

対馬バーガーKIYO 厳原本店

〒817-0024 長崎県対馬市厳原町大手橋1052

対馬産のひじきやいかが入った「対馬バーガー」や、
対馬のソウルフード、とんちゃんが贅沢に入った「とんちゃんバーガー」
どちらも絶品でした、めっちゃおススメです!

そのほか、城下町の雰囲気が残る厳原の街並みは独特な雰囲気があり、
江戸時代から残る防火壁や歴史のある寺院など、歴史好きにはたまらない街ではないかと思います。

島内で一番(物理的に)高いホテル、東横インに宿泊しました。
いい眺め!

レース当日!大移動からスタート…


レース当日!
宿泊した厳原町中心部から会場まではなんと80km!

高速もなく、2時間ひたすら山道です、酷。

そんな距離ですが、無料のシャトルバスを用意していただいてます!
綺麗な観光バスでした!

午前6時前、バス出発。
トイレ休憩を挟みながら


午前7:50、ついに会場に到着です!


会場は「日本の渚百選」に選ばれた三宇田海水浴場、綺麗な砂浜がお出迎えです!

受付は、陰性証明の提示⇨手指消毒⇨ゼッケンなど受け取り⇨手荷物預け

といった流れでした。
とってもスムーズでした!

会場近辺は坂に囲まれているため、ウォームアップをしっかり行いたい方は工夫が必要です。

会場より、コースを逆走するようにちょっと登ると
比較的アップダウンが落ち着いている道路があります。
コースの下見も少しできるのでおススメ!


しっかりアップして、いよいよスタートです!
今回は10kmに出場します。


スタート直後からこの急勾配!

60mほどのアップダウンを3度、平坦な部分は強烈な浜風を受けながら…

なんとか完走!

タイムは35:16と、納得できる内容ではありませんでしたが、、、

優勝しました!イェイ!

沿道の声援、手拍子の応援、ホースのシャワー?など、
島民の方の応援がとても暖かく楽しく走れました。

賞状とメダル、副賞として特産物詰め合わせ、福岡or長崎⇄対馬の往復航空券をいただきました。

アナゴ、プリップリで絶品でした…


参加者には無料で、ソウルフードのとんちゃんと空自空上げの入った弁当が振舞われていました!
そして、生ビールは300円と言うことで問答無用で購入。

初夏の暑さの中、ハードなレースの後の一杯、そしてとんちゃんは最高of最高でした、たまらん。

終わりに


国境マラソンin対馬、まとめるとこんな感じ!

オススメポイント
・沿道の応援がめっちゃ暖かい
・ご飯が美味しい
・絶景、絶景、絶景
・サポートが手厚い

注意ポイント
・アップダウンえぐい
・移動はどうやっても長め


こんな感じです!笑

時期やコースからして、タイムを出したい!と言う方には
ちょっと酷な条件にはなると思います。

ですが、観光もしたい方、トレーニングも兼ねて走りたい方、
そして何より、自分をいじめ抜いて美味いビールが飲みたい方

そんな方にぴったりな大会です!笑

とても素敵な大会です、来年以降もきっと開催されると思いますので、ぜひご参加ください。

さて、「この大会もレポしてほしい!」「こんなこと知りたい!」などありましたら、
ぜひご意見お寄せください!


来月はあすきが担当いたします、お楽しみに!